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愛のレビュー ドクター苫米地の新・福音書

ドクター苫米地の新・福音書
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この日本において一人ぶっちぎりの境地に達している苫米地英人の最新刊。
久々に新刊を購入してみましたー

しかしこの本、良くみてみると、先日レビューしたリズ・ブルボー女史の「からだの声を聞きなさい」と共通することが結構書いてあります。

曰く、

・絶対的な価値観は存在しない。すべては相対的
・外部に存在する何かに自分を操らせても、それは自分の人生を生きていることにはならない

等等。
しかし、こんなにも書き方が違うものかーと感心するほど違います。
「こうすればいいよ」というワークの内容も全然違う。
普通のスピリチュアル好きな人が読むと拒否反応が出ちゃうかも。

苫米地さんはオウム真理教信者の脱洗脳も手がけた洗脳のスペシャリストなので、自分自身の意識を変える手段を変性意識、内部表現、ホメオスタシスという概念を使って表現しています。
たしかに書いてあることを実践できれば、密教の修行をみっちりやったのと同じくらいの効果が出る気がする。

そして苫米地さんは要所要所で仏教用語を使って自分の理論を説明します。
よく使われるのが「縁起」という言葉。
以下、Wikipediaの縁起の定義。

縁起
「因縁生起」(いんねんしょうき)の略。縁起は「縁って起こる」こと。「因」は直接原因、「縁」は間接原因のことであり、世界の一切は直接にも間接にも何らかのかたちでそれぞれ関わり合って消滅変化しているという考え方をさす語である。

ようは絶対的なものは存在せず、すべては他との関係によって流動的に存在している、という事だと思います。
それが最初の主張になるわけだけれども、苫米地さんは

あらゆる縁起も実体は空である

と言い切ります。
お釈迦様は「一切皆空」といったらしいので、それから演繹的に導けるでしょうが、こういう思想は中観の創始者である龍樹の見方だと思います。
「洗脳護身術」でも苫米地さんは龍樹に触れていました。

苫米地さんは脳機能学者ですが、同時に宗教にも造詣が深いのですね。特に釈迦を尊敬しているらしいです。
といっても仏教全般を支持しているわけではなく、空の思想、そしてそれを進めた中観思想を支持しているだけのようです。
釈迦の教えのかなりディープな、そして核心をついた部分だけを採用しているのですね。
なんせ、

「今のチベット仏教はカルトみたいなもんだ」

と言い切る御仁ですから。
(ある意味この見方はぼくも賛成だけど)

もうねー、レビューが支離滅裂気味ですが、とにかくすごいですよ、この苫米地という人は。
そして、彼の理論はかなり実践的で有用なんです。

あとはどう自分で実践していくか。
でも、ちょっとビビッてる自分もいます。
なんせ、この本の副題、

禁断の自己改造プログラム

ですから。
こえー

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