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愛のレビュー さくらん

さくらん 安野モヨコ作 講談社
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安野モヨコは好きな漫画家なのですが、この作品はその中でもお気に入りのひとつです。

舞台は江戸時代の吉原遊郭。後に吉原一の花魁・玉菊屋日暮となる女郎・きよ葉が花魁になるまでを描いた作品。
映画化もされたそうですね。

映画「さくらん」HP
http://sakuran-themovie.com/

でも、原作があまりにもいいので、映画を観るのがちょっとこわい
てことでおいらはまだ観てません。

安野モヨコの作品を読んで共通して思うのは、

女性って強くてずぶとくて美しくてか弱い生き物なんだな

ということなのですが、この作品ではそれを特に強烈に感じます。

遊郭という舞台のせいもあるでしょうが、きよ葉はとにかく強がって生きます。そこで他の女郎との確執もできてしまうのですが、やっぱり特筆すべきは男との関係。

女郎である以上、男の汚さやずるさはいやというほど見ているきよ葉ですが、それでも好きな男が出来てしまうんですね。
他の女郎もそうなのですが、男がどんなにずるくても自分の好きな男だけは特別、というふうに思ってしまう。

で、結局裏切られしまう。

それでも忘れられなくて、掟を破ってその男を捜して吉原の外に出てしまうのですが、その男を見つけても結局吉原に戻ってきます。

「どこへいこうとおなじこと。わかっただけでもうけもんさ」

内容が内容だけに文科省推薦になるような本ではありませんが、18歳以上の人は一度読む価値はあると思いマス☆

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