愛の中国語講座 父を突き飛ばす
最近大阪もめっきり寒くなりました~。
寒がりなオイラはずっとコタツで丸くなっていたいところですが、そうもいきません。ううう。
さて、今、NHKのラジオ中国語講座応用編で、陳凱歌(チェン・カイコー)のインタビューが取り上げられています。
陳凱歌は「さらば、わが愛/覇王別姫」や「始皇帝暗殺」、近年では「北京バイオリン」のヒットで知られる映画監督ですが、あの悪名高い文化大革命を子供時代に体験したそうです。
文化大革命は1966年に毛沢東が起こした政治運動で、彼に忠誠を誓う者たちが古い文化を破壊し、多くの幹部に自己批判を迫りました。
1976年に毛沢東の死で終結したのですが、その間に多くの人民の間で悲劇が起こりました。
陳監督のお父さんも映画監督でしたが、過去の経歴を批判され、大衆の面前でつるし上げられました。陳監督も含め家族もその場に呼び出されました。
そして、14歳だった陳監督もお父さんを批判するために突き飛ばすことを強要されました。
これ、酷すぎますね。
お父さんも傷ついたでしょうが、突き飛ばした陳監督も深い心の傷を負いました。
我是受害者, 但在, 也在一个程度上来讲, 我是加害者
私は被害者だった。だがある意味では加害者だった
文革は明確な敵対味方の争いというよりは、友人、親類、家族の間で互いを告発しあうような悲惨な状況だったようです。
中国って、こういうことを延々繰り返してますよね。同じようなことをチベットやウイグルなどの自治区で今もやってます。
文革は今では中国国内でも”浩劫”(災禍)として否定されているそうですが、、それを今に生かしてほしいです。
もちろん文革当時も国家の意思とは別に人民の家族、個人レベルでそれに迎合できなかった人達はいました。
そういう人は外国に亡命を図るか、自殺するか。
多くの文化人が自殺したそうです。
それに比べてオイラたち日本人が善良かというとそうでもなくて、第二次世界大戦当時は同じようなことやってたんですから。
人間には素晴らしい面も多いけど、こういうところもあるのは否定できないです。
だから、しっかり自戒して日々を生きていかないと駄目なんでしょうね。
後年、陳監督はお父さんと心を通じ合わせることができたそうです。
それが何よりの救いですね。
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