愛のレビュー やわらかく、やわらかく♪

いつの間にかこのブログも30000強のアクセスをいただいていたようです。
読んでくださっている皆さん、どうもありがとうございますm(_ _)m
最近ブログに書きたいことが沢山ありますので、今後もどんどん記事をアップしていきたいと思います☆

さて、今日取り上げるのはこのマンガです。

井上雄彦作 講談社
バガボンド 27巻
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この単行本の裏表紙に、作者の井上雄彦の言葉が載っています。

身体というテーマを描きたくてこの作品を選んだのか
この作品だから身体というテーマが導かれたのか
明け方に一人で絵を描いていてふと思う
まだまだではありながら腰の入ったいい身体使いが描けたとき
感謝の気持ちで満たされる
楽しくてたまらなくなる

うーむ、これ読んだだけですごいなあ♪と思います。
確かにこのマンガの身体性は他のマンガと一線を画したリアリティがあります。

前巻に引き続き、吉岡一門70人VS武蔵の闘いが続いているのですが、その中で武蔵は疲労しきって死を覚悟します。
しかし、そこで新たな境地が開くのです。

その武蔵を見た、懐かしの柳生石舟斎と宝蔵院胤栄の亡霊?の言葉。

やわらかくなるのは自信
固くなるのは気負い
自分を信じると書いて自信だが
ここも このへんも
自分を取り巻く空気まで信じられるような
この柔らかい空気に包まれている限り
斬られる気はせぬものよ
そのうち その空気は相手を包むほどのびて―

そしたら どうなると思う 武蔵よ……?

「自分を取り巻く空気まで信じられるような」ってのがすごいよ。

これを読んだとき、二年前にダライ・ラマの話を聞きにいったのを思い出しました。
ダライ・ラマ十四世が宮島の大聖院の弥勒菩薩開眼にあわせて来日されて、灌頂などを行ったイベントに参加したのです。

Darai_lama

そのとき、チベットで最高と呼ばれる僧侶であれば、さぞカリスマ的な人なんだろうと思ったのですが、ダライラマ十四世はとても普通のおじいさんでした。普通過ぎるほど普通であることがとても衝撃的でした。
ほんと、かわいいおじいちゃんなんですよ。
そして、力がとても抜けていました。
まったく力みが感じられなかったです。
力が抜けていてやわらかく存在する、それこそが大事なのでしょうね。

オイラも今後、やわらかく、やわらか~く生きていきたいな~と思いました☆

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愛のレビュー 誰がために

リアルタイムで見ることができなかったのですが(時間長すぎcoldsweats01)、ようやっと録画しといた「サイボーグ009特集」を見ることができました☆

NHK BS とことん!石ノ森章太郎 第六夜 未完の大作 サイボーグ009特集
http://www.nhk.or.jp/tokoton/html/tt6.html

サイボーグ009はテレビで3度アニメ化されていますが、オイラはテレビ版第1シリーズは見たことなかったので、白黒の009はとても新鮮でしたhappy01
白黒の時代から単なる勧善懲悪ではなく、戦う敵にもそれなりの理由があって、お互い戦いたくなくとも戦わなくてはならない、どちらが良い悪いではない、というサイボーグ009を貫くテーマがしっかり描かれていました。
うーん、さすがだsmile

しかし、やはり楽しみにしてたのはオイラが子供の頃に見た、テレビ版第2シリーズhappy02
主題歌が超名曲☆
絶対聴いてみて!

誰がために

この歌、作詞が石ノ森氏本人なのですが、Bメロからが泣かせますweep

だが我々は 愛のため
戦い忘れた 人のため

涙で渡る 血の大河
夢見て走る 死の荒野

上の映像観ていただければ分かりますが、実際「しのこぉ~~ぅおぅやぁ~」の後、バックの009が涙を流すんですねcrying
泣きながらも戦う……うう、男や……crying……009、最高happy02

実はオイラ、まだ分かりし日に色気づいてロン毛にしようと(キムタクの影響)髪を伸ばした時があります。
しかし、オイラの髪は量が多い上に知る人ぞ知る超クセ毛。すぐにくるくる丸まってしまいます。
伸ばしてるうちに、髪の毛があっちこっちに飛び出し始めて……。
その時友達から言われた言葉が、

「ともゆきさん、その髪、そのまま伸ばしてると、ドラゴンボールのゴクウか、サイボーグ009(島村ジョー)みたいになっちゃいますよ……」

……その言葉で伸ばすのを断念。
アニメの髪型って、現実にいたら単なる寝癖バリバリの状態と変わらないよね……coldsweats01

まあオイラと島村ジョーが意外(?)にも髪質が共通していたという話ですが、共通していない点ももちろんあります。

ともゆきはサイボーグじゃない? それはそうだ

ともゆきには加速装置が付いていない? それもある

しかし、もっとも違う点は、オイラには「フランソワーズ(003)がいない」ということだ。

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003「ジョー……、わたし」

Chara_009
009「フランソワーズ……」

でも、島村ジョーもいいけれど、一番オイラが好きなのは、死神、歩く武器庫の異名をとる004でっす☆カックイイ☆★☆

Chara_004
004「死神ですscissors指先からマシンガン出ます☆」

そうそう、テレビ版第3シリーズはよく知りませんでしたが、この番組で初めて観ました。
21世紀になってから作られただけあって垢抜けててかっこいいですね

三度もリメイクされるだけあって、やはりサイボーグ009は永遠の名作だと思います☆

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愛のレビュー とことん!石ノ森章太郎

忙しい時に限って、まったく関係ないことがしたくなりませんか?
忙しい時に限って、掃除をしたくなるオイラ……catface
忙しい時に限って、ブログを書きたくなるオイラ……coldsweats01
忙しい時に限って、何時間ものスペシャル番組を観たくなるオイラ……crying

こういう時に限って、面白い特番があったりするんだよな。
オイラがさっきまで観てたのがコレ↓

NHK BS2 とことん! 石ノ森章太郎
http://www.nhk.or.jp/tokoton/

よくマンガの神様、といわれると手塚治虫が取り上げられることが多いですが、正直オイラは手塚作品はあまり好きではないです。
火の鳥なんかは確かにすごいですが、手塚治虫は作品を量産しすぎて変な終わり方してる作品も多いですから。「どろろ」とかね。設定はすごくいいので余計残念です。
あと、ディズニーを意識しすぎな気も。時代柄仕方ないかもしれませんが。

そこでオイラが漫画家の中で一番すごいな、と思っているのが実は石ノ森章太郎です。
「サイボーグ009」が好きだというのもありますが、やはりストーリーの面白さでは石ノ森さんが圧倒的ではないですか!(力説)

この番組では映像化された石ノ森作品を紹介してくれてるのですが、その中でオイラが今まで知らなかった作品がありました。
それが「009-1」という作品。
サイボーグ009のアダルト版という感じで、架空の冷戦世界を舞台にサイボーグ化された女スパイが大活躍します。
ヒロインが超クールなセクシー美女という設定と、スパイの世界のだましだまされの練られたストーリー展開が面白かった!

もちろんアクションシーンもありますぜ。

009-1 KICK!

これ、原作は昭和40年代に描かれたんですって。
21世紀風にアレンジはしてるんでしょうけど、やっぱりすごいな石ノ森章太郎!

明日は「サイボーグ009」特集らしい……。
NHKも罪なことやりやがるぜ……。
観る、観てしまう、いや、観ないわけにはいかない!

……残りの作業、今からサクッと仕上げちゃいます☆coldsweats01

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愛のレビュー 小類人(ちゃいるど)全7巻

週に一回くらい心斎橋に行くのですが、最近道ゆく人が中国語を話しているのをよく耳にします。
どうやら大阪・心斎橋は富裕層の中国人の観光スポットになってるらしいですね。
うーむ、中国語、大阪でも結構役立てられそうですscissors
いざとなったら英語、中国語で心斎橋で外人も観れる辻占いという手もあるcoldsweats01

さて、今日はこのマンガのレビューです♪

荻野真作 集英社
小類人(ちゃいるど) 第1巻

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実は人間には、子供に良く似た亜種、小類人がいた、という設定。
彼らは人間より長生きするが、攻撃的なので群れることができない。だから、人間の子供として社会に溶け込んで生活しているのです。
しかし話しはどんどんエスカレートしていき、DNAという課題も取り込んで、進化とは何か、を問う作品です。

荻野真といえば、「孔雀王」だと思いますが、これも中々イイです♪
4巻くらいまではかなりの名作だと思います。
ただそれ以降、そして最後の前園との戦いはこねくり回しすぎだよー
正直よく分かりませんでしたcrying

でも、この作者ほんとに良く調べてますね。
参考文献も載ってるんですが、かなりの勉強家と見ました。
物語の裏付けとして必要なのでしょうね。
読んでるだけでも勉強になります。

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愛のセッション 本番に強い人、弱い人

この前、東大受験マンガ「ドラゴン桜」の19巻

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を読んでいたら、

本番に強い人、弱い人

に関するエピソードがありました。
くわしくはコミックを読んで欲しいのですが、

本番で実力を発揮できる「本番に強い人」は、まず自分が不安を抱いていることを自覚したうえで誰にでもミスは起こりうると想定していざ自分がミスを犯したとしても、動揺しないように心の準備をする

ということらしいです。
たとえばテストなら6割取れれば良いと割り切って、自分の分かる問題から落ち着いて解く、とかね。
逆に本番に弱い人は全部を完璧にこなそうと思ってしまうため、ちょっとでも失敗すると、全体のリズムが崩れてガタガタになってしまうらしいです。

うーむ、その通りだ……。

実はオイラ、最近ギターもそこそこになってきて、人の前で弾くこともチラホラと増えてきました。
といっても観客の人に向かってというわけではなく、たとえば他のギタリストや楽器の人と一緒に合わせる時に(当たり前だけど)自分の演奏も聴かれる、というような状況ですが。

音楽にもいろいろあって、演奏内容がすべて事前に決まっている場合もあれば、ギター弾き同士が集まったりするときは

じゃあ、今度はAのブルースね

ということだけ決めて、バッキングとソロをアドリブで適当に弾く、ということもあります。
オイラはまだソロはうまくできないのですが、バッキングをいろいろ工夫するだけでもかなり楽しいです。
でも、そういうのって、スポーツの試合なんかと同じで出たとこ勝負で毎回違うし、結構緊張します。
まだあまり慣れてないしね。

ただ、じゃあどうすればいいかというとやはりうまく弾こうとしない、完璧を求めないということなのかなあ、とこのマンガを読んで感じました。
それよりは練習のときにしてることをしっかり忠実に守る、具体的にいうとリズムにしっかり乗る、一音一音しっかり弾く、ということが大事なのだろうと思います。
それにちょっとくらいミスしたって、音楽はすぐに流れていくのでその瞬間瞬間に集中して弾くことの方が重要ですね。

ドラゴン桜は受験マンガだけれど、いろいろ他の分野に応用できる内容もたくさんつまっています。
もう全21巻で完結しましたが、またまとめてレビューしたいと思います♪

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愛のレビュー ポーの一族

ポーの一族
萩尾望都作 小学館
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いわずとしれた萩尾望都の名作「ポーの一族」です。
最近完全版が出たそうですが、オイラは文庫版をボチボチと11月いっぱいかけて読みました。
普段ならすっと読んじゃうんだけど、なんせ11月は色々忙しかったもので。

このマンガは、バンパネラ(吸血鬼)の仲間となってしまったエドガーを中心にその妹メリーベルや仲間のアラン、そして彼らを取り巻く人間達を描いた作品です。
ストーリーはずっと時系列で流れるわけではなく、時に過去に戻り、また先へと進み、とだんだん現代へとつながる形で描かれています。
特にエドガーがバンパネラの仲間に加わらざるをえなかったいきさつを描いた話はかわいそうでした。
だからずっとエドガーは虚無感を感じさせるような生き方しかできなかったんだな。
メリーベルが死んでからは特にそれに拍車がかかるようになりましたね。

萩尾望都のマンガって、なんというか、絵で書いた詩みたいな感じがする。実際作者が考えたと思しき詩もたくさん登場するのですが、マンガとしては省略も多いし、叙情的だし、とても感性を刺激されます。
それにまたこのエドガーとメリーベルの兄妹がせつないんですよ。
少年少女の姿でバンパネラにされ、永遠に14歳や13歳で生きていかねばならないというのはどういう気持ちなんでしょうね。

ところでこの作品、オイラは今まで何度か読んだことはあったのですが、最期がどうなってるのか知らなかったんですね。
今回初めて最期まで読んでみて、ちょっとせつないような救われたような気持ちになりました。
あのラストはエドガーにとって救いだったのでしょうか。
きっとそうだったのだと思います。

一度は読む価値のある名作です♪

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愛のレビュー のだめカンタービレ第18巻

のだめカンタービレ第18巻
二ノ宮知子作 講談社
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遅ればせながらのだめ18巻読了♪
ほんとはもう19巻も出てるそうなんですが。

この巻はあまり動きがありませんね~。
千秋の引越しくらいかな。
結局お父さんとの確執も解決してないし。

主役達に動きがない分、脇役が動きます。
特に、孫Ruiの悩みは結構深い。
神童と呼ばれて、ピアノ馬鹿の状態で育てられるとああなるよね~。

しかし、このマンガも結構長いですが、一体どこを目指しているのか、よく分からなくなってきました。
ドラマも当たった人気マンガなので、中々終わらせることはできないのでしょうけどね。

でも、小ネタは相変わらず面白い。
太ってファスナーが上がらなくなったのだめが、

「彼のせいで胸がどんどん大きくなっちゃって、ホホホ」

などと見栄を張るのがおかしいです。
のだめは無意味な妄想とおかしな見栄の張り方をするのが可愛いですね。

良くも悪くも腐れ縁で読んでしまうマンガです。

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愛のレビュー 花とみつばち

花とみつばち全7巻
安野モヨコ作 講談社
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またまた安野モヨコのマンガです♪
うーむ、今月は安野モヨコばっかり読んでるような……
ほんとは「ハッピーマニア」も「監督不行届」も読んでるんですけど、そのレビューはまたの機会に。

で、「花とみつばち」です。
とにかく女の子にモテたい高校生・小松正男がさまざまな人に教えを請いながらモテ道を突き進むという物語。
……と書くと陳腐に響きますが、まあモテたい男は陳腐な生き物ですからね。
他にも桜井オニ姉妹(性格の悪い美人を書かせたら安野モヨコの右に出るものはいません)、根拠のない自信過剰の山田(ブ男→整形美男子)と強烈なキャラクターが登場して盛り上げます。

面白かったのは、小松は桜井姉妹から

「女の子に何か頼まれたら黙ってYES! 必ずYESよ。モテる男の常識よ」

と吹き込まれてそれを実践していくのですが、同じ事を言われた山田は、

「やだよ、そんなん。(それって)モテる男じゃなくて、オメーらに都合のいい男なだけじゃん」

と切り返すところ。
まあ、確かにそうなのだが……。
でも、小松は頼まれたことにYESと答えてることによってじょじょに女の子と話す機会を増やしていったので、まったく効果ないわけでもないでしょうけどね。

しかし、おいらの(ささやかな)恋愛経験から言っても、女性の言うことばかり聞いていてもダメだという事も明白。
要は女性の話を聞きつつ(女性はとにかく話を聞いてほしいらしい)も、自分の意見をはっきり言うというのが大事なのでは。
そして、時に妥協する ← 弱い

しかし、このマンガの中にはモテるための本当のヒントもありそうですぜ、男子諸君。
おいらはそれを美奈子さんのダンナと小橋さんだとにらんでます。

「なぜだかしらんが、とにかくモテる」

というのがモテの真髄だとおいらは思うからです。
このマンガではこの二人がそれを体現していそう。

あ、あと、タイトルの「花とみつばち」ですが、男と女、どっちが「花」でどっちが「みつばち」だと思いますか?
おいらは最初、「男=みつばち」と思っていたのですが、作者の安野モヨコ的には「女=みつばち」という意識で描いているようです。
選択権は女性にあるということでしょうか。

まあ、男女どちらにしても魅力的な人は花のように人をひきつけますからね☆

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愛のレビュー 働きマン

働きマン 安野モヨコ作 講談社
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昨日に続いて安野作品のレビュー。
とにかくこの人のマンガの描写は肌に合うんですよね。
4巻まで刊行されてます♪
でもまだ3巻までしか読んでない

この作品はアニメ化とかドラマ化されてるみたいですね。
特にドラマは今放映中とか。

ドラマ「働きマン」HP
http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/index.html

でも例によって観てないっす。
やっぱりマンガと他のメディアじゃ表現手法が違うってのは頭では分かってるんですけど、原作が好きなもんで……。

さて、これは仕事命の女性編集者・松方弘子とその周りの人々の日常を描いた作品です。
とにかく弘子は仕事をやり遂げることに生きがいを見出してるんですね。
第1巻第1話で、仕事にやる気のない後輩の、

おれは「仕事しかない人生だった」そんな風に思いながら死ぬのはごめんですね

というのに対して、「確かにその通り」とした上で、

でも、あたしは仕事したなーって思って死にたい

っていうのが最高ですね。
そうだよ、仕事が好きっていうのも別にいいじゃないですか。
いけいけ、弘子ー!
友達にしたいタイプです☆

そんな感じでいつも頑張ってる―頑張りすぎてる―弘子ですが、3巻の水漏れのエピソードは辛かった。

仕事中に自宅が上から水漏れしてると連絡を受けた弘子ですが、それを言い出せずに記事が遅れたり、書き溜めてた記事が入ってたパソコンが水漏れで壊れたりしたことをすべて自分で背負い込んでしまうのです。

これはちょっとまずいですよね。
恋人の新二の

そこまで厳しくしなくてもいいんじゃないの。聞いてる方がしんどいよ。甘えなさすぎなんだよな……。

という言葉に

あたしだって甘えられたらいいと思うよ。でもできないの!知ってんでしょ。できない人間だっているの!

と切れてしまうのがイタい。

なぜここが引っかかるかと言うと、自分も昔そうだったから。
頼ればいいのに、仕事を自分だけで抱え込んで四苦八苦しててしまうっていうのがおいら自身のパターンでもありました。
これって、責任感が強いというより、自分の弱みを人にさらけ出せないって事の裏返しなんですよね。
無意識のうちに「自分はできる人間なんだぜ」という(無意味な)プライドがあって、だから「できない自分」を認められなかったんです。
おいらが見るに、これで苦しんでる人は結構多いと思います。

弘子も「言い訳するのはイヤなの」と言うのですが、現状を正直に報告するのは仕事を円滑に進めるために必要なことです。
結局、徹夜で遅れを取り戻すのですが、そんなこと繰り返してると長続きしないし、体壊してもっとひどいことになりますから。
弘子は仕事に逃避してる部分があるんですよね。

本当に仕事を楽しみたいのなら、プライベートがしっかり充実して体も健康であることが必要で、その方がいい仕事も出来るのに、それらを無視してとにかく仕事だけに突っ走る。
読んでる方も辛いよね

おいらは幸か不幸か今こういう状況で、ある意味自分の弱みをさらけ出さざるをえない状況なのですが、恥を忍んで認めてオープンにした方が「さて、これからどうするか」と建設的に考えられると感じています。
本当に現状を打破したいなら、状況を正確に認めないと効果的な手は打てませんから。

結局、最後は本気で腹くくって開き直ったもん勝ちじゃないですかね?人生って。

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愛のレビュー さくらん

さくらん 安野モヨコ作 講談社
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安野モヨコは好きな漫画家なのですが、この作品はその中でもお気に入りのひとつです。

舞台は江戸時代の吉原遊郭。後に吉原一の花魁・玉菊屋日暮となる女郎・きよ葉が花魁になるまでを描いた作品。
映画化もされたそうですね。

映画「さくらん」HP
http://sakuran-themovie.com/

でも、原作があまりにもいいので、映画を観るのがちょっとこわい
てことでおいらはまだ観てません。

安野モヨコの作品を読んで共通して思うのは、

女性って強くてずぶとくて美しくてか弱い生き物なんだな

ということなのですが、この作品ではそれを特に強烈に感じます。

遊郭という舞台のせいもあるでしょうが、きよ葉はとにかく強がって生きます。そこで他の女郎との確執もできてしまうのですが、やっぱり特筆すべきは男との関係。

女郎である以上、男の汚さやずるさはいやというほど見ているきよ葉ですが、それでも好きな男が出来てしまうんですね。
他の女郎もそうなのですが、男がどんなにずるくても自分の好きな男だけは特別、というふうに思ってしまう。

で、結局裏切られしまう。

それでも忘れられなくて、掟を破ってその男を捜して吉原の外に出てしまうのですが、その男を見つけても結局吉原に戻ってきます。

「どこへいこうとおなじこと。わかっただけでもうけもんさ」

内容が内容だけに文科省推薦になるような本ではありませんが、18歳以上の人は一度読む価値はあると思いマス☆

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愛のレビュー みゆき

みゆき あだち充 小学館
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あだち充の20年前の作品です~。
全巻通して読んでみました。
恋人の鹿島みゆきと血のつながらない妹の若松みゆきの間で右往左往する若松真人のへなちょこぶりを描いた名作です。
アニメ版のエンディングテーマになったH2Oの「想い出がいっぱい」も懐かしいですね。

しかし、あだち充作品ってこの頃から全然変わってないんだな。
時々作者が出てくるとことか、主人公の顔が他の作品と似てるとことか、なぜだか分からないサービスショットが多いとことか。
セリフのないコマが多いので、そうめんでもすするみたいにツルツルとあっという間に読み終わりました♪

一巻からどうでもいいようなエピソードを雰囲気だけで積み重ねられていきますが、それがあだち流ですね。じわじわとボディーブローのように効いてきて、最終巻ではみゆきが自分の妹みたいに思えてきます。
最後の披露宴での真人の挨拶は、ちょっと前に放送されていた「プロポーズ大作戦」を彷彿とさせてくれてよかったです。

で、最後に主人公がどうなったかは匂わす程度で読者の想像に任せるのもあだち流。これもあらゆる作品でそうですね。
ぼくはあだち充作品に出会ったのは遅くて、「ラフ」を最初に読んだのですが、あのラストには参りました。
ハッピーエンドなんだけど、「これからどうすんだよ、おまえら!」みたな。もっとはっきり描いてほしいんだけど、それをしない方が結果として読者はひきつけられてしまうんだよな。
作者の思うツボです

しかし、この作品を読んで改めて考えたのは、

恋愛はがんばったからってうまくいくとは限らない

ということ。
鹿島みゆきや若松みゆきに有象無象の男たちが群がりアピールしますが、結局みんな失恋します。鹿島みゆきも沢田優一も最後には失恋。
まあマンガだから、と言ってしまうこともできますが、現実世界も結構こういうことあります。

いい奴が幸せな恋愛するとは限らない。
がんばった奴が幸せな恋愛するとは限らない。

じゃあどうすれば、幸せな恋愛が出来るのでしょうか?

……謎だ
誰か教えて!

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愛のレビュー ナニワ金融道

ナニワ金融道第1巻 (講談社漫画文庫)
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なんのかんのといいながら、お金がないとこの社会で生活できません。しかし、お金に関しての現実を教えて

くれるところってないんですよね。
だからこのマンガは中学卒業、つまり義務教育を終えると同時にすべての子供に読ませるべきだと思います。

このマンガ、絵が嫌いって人も多いと思いますが、お金についての現実をがっつり疑似体験できます。
街金―今は消費者金融と呼ぶべきでしょうか―帝国金融にやってくる有象無象の客達の顛末が書かれた物語です。
といいつつも、最後の方では金貸し側の主人公の灰原自身も詐欺で貸し付けた金が回収できず、最悪自分でかぶらなきゃならないハメになってしまいます。
うーん、恐い。

やはりこのマンガで得られる教訓は

1.街金で金を借りるもんじゃない
  (それ以上に金利の高いところはもってのほか)
2.連帯保証人にはなるもんじゃない
3.手形に裏書するもんじゃない

でしょうか。
中学三年生くらいのうちにこのマンガを読ませてこの教訓を叩き込めば、上記3点による被害はかなり減ると思います。
ぼくもこの3点だけは死守してきました。
あ、あと、銀行も綺麗事言ってたって所詮は金貸しですからね。
お気をつけ下さいませ。

しかし、このマンガはさらに奥の深いところまでいっていて、最悪追い込まれてしまった場合でも悪あがきしながら何とかしぶとく盛り返せるんやで、というところまで教えてくれます。
帝国金融に利益相反行為でカタにはめられ夜逃げした肉欲棒太郎(すごい名前!)も、ほとぼりの冷めるのをまちながら広島で再起を図ろうとします。

すべてのことに上手に対処できればいいですが、自分が知らなかったりして物事が悪いほうに転ぶことは誰にでもあることです。
そういうピンチになったときこそ、焦るとまずいです。
焦ったら、死ぬだけですから。
焦らず、できるだけ冷静にあらゆる可能性を探りながら腹を据えてかかっていると、何がしかの道は見えてくるものかもしれません。

このマンガは絶望と希望を教えてくれる名作だと思います。

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愛のレビュー イヴの眠り

イヴの眠り―YASHA NEXT GENERATION 第1巻
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吉田秋生作のマンガ「YASHA」の続編。

「YASHA」のレビューはこちら
http://my-interest.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_97ba.html

前作ではトランスジェニックによって生まれながらにNGF(神経細胞成長因子)を埋め込まれた遺伝子を持つ

有末静が、死んだ双子の弟・雨宮凛に成り代わったところで終わっていました。
今作はその18年後という設定。

なんと、今作では静の娘・アリサが主人公なんですねー。
ルー・メイとの一夜の契りでアリサが出来てしまっていたとは。
でも、それが契機になってクロサキは静から離れることができたようなんで、結果オーライかな?、違うかな?

で、美しく育ったアリサは静譲りのハイパーな頭脳と神経細胞によって男を寄せ付けない才媛になりました。
クロサキパパはちょっと年を取って無精ひげやなして陰ができちゃいましたけどw

ここで思ったのは吉田秋生の画が綺麗になったなーということです。
「BANANAFISH」の頃、特に初期は結構クセのある絵で、アッシュは美形という設定だったのですが周りの奴等とたいして違わないじゃん、という感じだったです。
しかし、「BANANAFISH」終了時には少し線が細くなり、「YASHA」でさらに美形は美形らしく、そして今作では絵や構図そのものがかなり綺麗になったなー、と感じました。

で、敵役として静のクローン、死鬼(中国読みでスーグイ)というのが出てきます。
死鬼の出生に「YASHA」の最初に出てきたネオジェネシスの女研究者クラリス・シュライバーが絡んでいることが発覚。
ほんとちょっとしか出てきてなかった人物が伏線となって生き返ったので、うまいと思いました。
クラリス、静より10も年上のはずなのに静に惚れてたんだねー。でも歳月を経てひねくれて死鬼を静のかわりのセックスの道具としてしか見てない感じです。
おかげて死鬼はさらにひねくれて殺人快楽者になって静やアリサの前に立ちはだかることになります。

超人的な能力を持つ死鬼を迎え撃てるのはこれまた超人的な静しかいないのですが、あいにく静は死鬼とのファーストコンタクトの際に後れを取って再起不能なまでに肉体を傷つけられます。
自由に動くのは右手に人差し指だけで、会話は脳に直接電極を埋め込んだコンピュータを通じてしか行えません。

ぼくは静ファンなので、

「実は静は完全復活してて、ただ姿を隠しているだけだ」

という展開を期待していたのですが、その願いは叶わず、最後に出てきた静はかなり凄惨な状態でした。

死鬼との戦いや、最後に結果はネタバレになるので興味ある人は呼んでいただきたいのですが、ぼく的には非常に面白かったです。

そして、印象に残ったのは、今井の言葉。

「お前(静)の遺伝子を継ぐ者が女だったのは、運命かもしれないな」

って正確じゃないかもしれないけど、こんな事言ってました。
静が最期に言ってたことにもつながると思うのですが、やっぱり女性の受容性というか、そういうのが生命の本当の強さなのではないか、という気がしますから。

どうあがいたって、男は女に勝てないんですよね。
だから世の女性の皆さん、か弱い男にやさしくしてあげてくださいね♪

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愛のレビュー バガボンド26巻

バガボンド26巻
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ついに吉岡一門との果し合いが始まりました。

一対一なら今の武蔵の敵ではありませんが、一門70人を一度に相手するとなると話が違います。

もう次から次へと敵が押し寄せてくる。
ほとんど斬りあいなので、すぐ読み終わっちゃいました。

戦いの中で武蔵は考えます。

「チッ 固い 固い

上ずってる

昂ぶるんじゃねえよ

何人斬っただの

斬ろうだの
勝とうだの

先を何も望むな

先にも後にも寄りかからず
今のど真ん中の繰り返し」

ううむ、これですよ、これ。
ただ目の前のことに無心に身を任せる。

何事もこの心境でいきたい。

さらに武蔵は戦う前に、吉岡清十郎と伝七郎について思い起こしました。

「思えば一年前、あそこで終わりに出来たはず。
(自分は殺されていた)

なのに二人とも終わりにしなかった。

おかげでその後の一年があった。

この一年は吉岡に与えられたもの。

吉岡の懐で育てられたようなもの。

ありがとう」

そして合掌します。

思い起こせば胤瞬との戦いのときもこういう場面があった。
どんな厳しい状況でも今この場にいれるというだけで感謝すべきなんだよな。

作者の井上雄彦は自分を振り絞るようにこの物語を考えてるんだと思います。

はやく27巻が読みたいです♪

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愛のレビュー BANANAFISH

ひさびさに吉田秋生の名作「BANANAFISH」を通して読みました。

BANANAFISH 第1巻(小学館文庫)
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ううん、面白い♪

文庫版で全11巻ですが、巻を重ねるごとに面白さが増してきます。

主人公のアッシュ・リンクスはニューヨークのダウンタウンのストリートキッズのボスですが、実はIQ200の天才で、おまけに特殊部隊顔負けのシューティング&格闘術を身につけています。
おまけに男もメロメロになる超美形……、というものすごい設定ですが、内容は超ハード。

コルシカマフィアは出てくるわ、元KGBは出てくるわ、フランス外人部隊あがりの傭兵は出てくるわで、アッシュはピンチの連続です。

もう何度か読んでる作品なのですが、あらためて面白さを実感しました。

今回読んでみて、今まで感じなかったディノ・ゴルツィネの切なさを感じました。
パパ・ディノはマフィアのボスで、男色で、アッシュを男娼として酷い目にあわせるんですが、同時にその素質を見出して高度な教育を授けるんですね。
自分のいうことを聞かないアッシュに何度も手ひどい裏切りを受けながらも、自分の後継者にすることにこだわる。

まあ酷い人なんですが、ちょっと切ないですね。
いっそ、アッシュを一思いに殺せた方がよっぽどらくだっただろうに。
まあそうしたら物語は終わっちゃうんですが。

物語は終わってるのですが、アナザーストーリーだけを集めた本もあって、そっちも面白かった♪

吉田秋生の天才少年の系譜は「YASHA―夜叉―」へと受け継がれるのですが、そちらはまだ未読。
こっちも早く読みたいです。

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愛のレビュー 時をかける少女

時をかける少女
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昨日テレビで放送されてたのをビデオにとって見ました。

面白かった!

筒井康隆原作の新装リメイクですが、現代風にアレンジされててよかった。

心に残ったのは、主人公が時間を飛び越えるタイムリープの能力についておばさんに相談した時のおばさんの言葉。

「そんなに珍しいことじゃないわ。マコトくらいの年頃の女の子にはよくあることよ」

あってたまるか!

と、画面にツッコんでしまった。主人公もツッコんでましたが。
おばさん、かつて自分もタイムリープしたことがあるという設定のようですが、ちょっとズレてて面白い。

あと、タイムリープする時、実際に思いっきり跳躍しないといけなくて(リープとは「跳躍」の意味)、主人公はその度にリープした先でド派手に転びまくってるのが楽しそうだった。
活動的な女の子を主人公にしたのは正解でしたね。

あんまり詳細を書くとネタバレになるので、通して見て得た教訓をば。

1.時間を行き来できようが、結局今その瞬間が勝負
2.あんまり小ざかしい策を弄するともっとドツボにはまる
3.好きな人には素直に好きと意思表示しよう

特に個人的には3.が心にしみました。
ううむ、昨日の「ハチクロ」の夢の流れか?

とにかく、この作品は面白かった、ってことで。

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愛のレビュー ハチミツとクローバー

朝、夢を見て目が覚めた。

何の夢か?

「ハチミツとクローバー」の夢。

ハチミツとクローバー 第1巻
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ぼくはマンガが好きなので、ジャンル問わずいろいろ読んでます。
羽海野チカ原作「ハチミツとクローバー」は少女マンガの名作でっす。
美大を舞台にした、恋に不器用な人たちの物語。
ってか、登場人物のほとんどすべてが片想いってすごいよ。

……しかし、なんで「ハチクロ」の夢なんか見たんだ?
もうだいぶ前に読んだきりのマンガなのに。
夢の中で、山田さんが真山を蹴ってたよ……。

一日、むむむと悩んでいたのですが、こんな時は夢判断かと思い、以下のサイトでチェック。

夢ココロ占い
http://yume-uranai.jp/

しかしなにで調べればいいのか?
「ハチクロ」では載ってないしなあ。

そこで夢に出てきた真山と山田さんの関係から、「片想い」で検索。

片想い
恋愛に対しての関心が高まり、恋することへの憧れや願望などが反映されます。また、寂しい気持、愛情面で満たされたい気持になっているようです。恋が実った夢なら、ハッピーなことが起こるかもしれません。

……たしかに恋愛から遠ざかってるが、そこまで飢えててんのか? > 自分
うーむ、当たってるのか、当たってないのまったくわからん。

「ハチクロ」読んでる時はじれったくて、「真山、山田さんを幸せにしてやれ」とずっと念じてたのが残留思念として残ってて夢を見たのだろうか。
だって真山ってば、小器用なくせに「そこにいっちゃいかんだろ」って女に惚れるんだもん。
自分を思ってくれるいい女を幸せにしてやらなくてどうすんのよ?
まあ、山田さんみたいな女の子がタイプなので、肩入れしてたってのもありますが。

……あんまり考えるとドツボにはまりそうなので、夢占いはこれくらいにしときます。

ちなみに、「ハチミツとクローバー」はとても素敵なマンガですからおススメ。
片想い中の人はぐおおおおお!と身もだえしながら読むことになると思いますけど。

じゃあね。

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愛のレビュー ゲド戦記

ゲド戦記
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ジブリのアニメ「ゲド戦記」、遅ればせながら鑑賞。
宮崎駿の息子の宮崎吾郎の初監督作品。
で、感想と言うと……、

うーん、むむむむむ……

まずは良かった点を上げてみる。

・菅原文太のゲドの声はいい
・初っ端のアレンが父王を刺してしまう場面はインパクトあった

……それくらいか。
なんかね、プロというより1宮崎アニメファンが作ったアニメって感じなんです。
いたるところ宮崎駿臭がするんだけれど、それが宮崎アニメに対するオマージュにもなっていなければ、越えられてもいないという、中途半端な感じ。
後半、テルーがクモの城の城壁を細い足場を伝っていくところなんか、「カリオストロか!」と突っ込みたくなってしまいました。

全体のストーリーの流れはね、あるにはあるんです。
でもそれは、原作が素晴らしいから。
ル=グウィンのアースシーの連作は子供向けの作品ですが、東洋の陰陽にも通じる深い物語です。
同じ3大ファンタジーに上げられる「ナルニア国物語」はキリスト教色がかなり強いですが、アースシーの物語は同じ魔法でもインディアンとかそういった世界のもののように感じます。

このアニメでは何巻にも渡って書かれている原作のエッセンスを二時間にまとめようとしてかなり無茶をしています。そして監督というか製作者サイドの言いたいテーマを無理矢理盛り込もうとしてやたら説明的なセリフに頼っている。
なまじよさげなことを言ってるだけに評価する人もいるかもしれませんが、ちょっと盛り込みすぎて未消化な感じがします。
原作のル=グウィンはこのアニメを見てかなり怒っていましたが、それも致し方ないかも。
原作ファンも怒るだろうな。
ラストは正直よくわからんし。
おもに第三巻の流れを追ってるのでしょうが、第三巻「Farthest Shore」の最後、ゲドは○○が○○なくなっちゃうんだぞ? 大賢人が静かにそれを受け入れる悲哀が素晴らしいのにさ。

以前、NHKのプロフェッショナルの宮崎駿の回で、「観る人に伝えたいテーマは何ですか?」と訊かれた老監督は「観る子供たちに楽しんでもらいたい。ただそれだけに一生懸命。だからテーマだとか考えてる余裕はないんだ」って言ってた。
テーマから作品を作るんじゃなくて、真剣に受け手を楽しませようと思って作られた芸術作品は必然にテーマを帯びているものなのかもしれない。

こう考えると、個性ってのは出そうと思って出てくるものではなくて、その人が対象に一生懸命にのめりこんで最高に対象を表現しようとした時でさえどうしても出てくる魂のクセみたいなものかもしれない。
そこまで行った宮崎駿はすごい。

吾郎監督にはこれからがんばってほしいと思います。
いろんなところから叩かれてるかと思うけど、アニメの世界でやっていこうと思うならお父さんの作品と比べられるのは仕方ないし、対象を最大限に生かす吾郎監督自身の手法を確立しないといつまでも親の七光り作品になってしまうから。
それはプレッシャーかもしれないけど、自分の作品がこれだけ多くの人に見てもらえる機会が最初からあるのってとても恵まれてるんだからさ。

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愛のレビュー バガボンド25巻

バガボンド25巻
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武蔵もここまできちゃったか……、って感じですね。
もう、柳生石舟斎や上泉伊勢守らと同じ達人の域の緒についています。
そりゃそうだ、天才といわれた吉岡清十郎や胤瞬はすでに凌駕しているんだから。
伝七郎との差がありすぎてちょっと可哀想な気もします。

バガボンドに描かれている『剣の達人』のイメージはドラゴンボール的な力でガンガン押しまくる強さではなく、天地陰陽の理に身を任せ、その流れを体現できる者、という感じですね。
実際、それが達人への道だと思う。
前巻での武蔵と小次郎の戯れの様子なんて、まさにそうでした。

そんな武蔵と対峙する伝七郎でしたが、最期は見事でした。
愚直にまっすぐ突き進む。それしか出来ないんなら、そうすればいいんだよな。
斃されてしまうのですが、ある種のすがすがしさがありました。

又八はもうぐずぐずですね。
おつうのことをあんな風に言っちゃう―しかも嘘を―のっていけないです。
でも、男って嫉妬とか羨望とかプライドとかがねちねちした悪いループにはまるとああいうこと言っちゃいがちなんだよな。ぼくも昔そういうことありました。

だがそれで武蔵もちょっとイラつきます。
達人・武蔵も、心乱されるとスキが出来ます。

後半、一乗寺下り松を下見に来た植田良平が、最初武蔵から逃げようとしていたのに、武蔵がいらだってる様子を見て即座に「やる」と態度を改めるあたり、よく出来てると思います。植田も達人だ。
戦いが始まると案の定武蔵は呼吸を乱し始め、植田が深く息を吐くのもさすが。
伝七郎との戦いの時、武蔵は息一つ乱さなかったですのに。

ここで思うのは、やっぱり心の状態管理の難しさですね。
自分なりに心の安寧を持続させることが出来るようになったとしても、時に周りの出来事や感情に振り回されてしまう。それが人間だ、っていうのはよく聴くセリフですが、それもちょっと違うと思うし。
ふと思うのは、振り回されるときは思いっきり振り回されてもいいのかもしれないってことです。
逆にその覚悟がないから、余計振り回されるのかもね。
人間、最後は肚が決まってるかどうかだけだもんね。

なんだか、最近出会うもの見るもの読むものすべてがシンクロしはじめたような気がします。
そーゆーのって、ちょっとオモシロいです。

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愛のレビュー バンビ~ノ!

昨日の夜くらいからようやくもそもそと活動できるようになったともゆきです。
不調をブログに書いたらいろんな方から心配していただきました。
ありがとうございます。m(_ _)m

さて、今日は先月読んだマンガのレビューを書きます。

バンビ~ノ!第8巻
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今、どっかの局で連ドラやってます。ジャニーズの人主役で。
ぼくは第2話だけ観て、ストーリーいいなと思ったんで原作のマンガを読みました。
連ドラの方はそれ以後見てないですが、マンガの方は唸りながら何度も読み返しています。

このマンガは博多の大学3回生だった伴省吾が東京六本木のイタリアンの名店で修行する様子を描いたものです。地元のイタリアンの店での経験で少し天狗だった伴がその鼻っ柱をへし折られて、一から修行していくことになります。

で、

主人公の伴がとにかく青い、青臭すぎる

のがとてもいいんです。
真面目な青年で、腕もそこそこなのですが、若気の至りからかすぐに一足飛びの成長や進歩を求めるんです。
これ、ぼくも経験あります。
20代の頃、たい