昨日の続きで、ぼくのやってる中国語学習法の1.、高速視聴読について書きます。
英語の高速視聴読については、こちらで。
英語で効果のあったこの手法を中国語で応用できないものかと思い、いきなり初級~中級までの導入に使う本を高速視聴読しはじめました。七田先生の本などでは、いきなりやっても大丈夫そうなことが書かれていたので自分自身を実験台として検証してみたかったのです。
ぼくが高速視聴読している本
国民的中国語教本 ときめきの上海
この本は2001、2年のNHK中国語講座の中で使われていたスキットをまとめたものです。スキットは一つひとつが独立しているというわけではなく、田村好恵という女子学生が上海に留学して勉強したり恋をしたりというストーリー仕立てになっています。この本は一応七田先生が高速視聴読しやすい教材の条件としてあげておられる、
1.リスニング用CDがついている
2.ストーリー仕立てになっている
という2条件を満たしています。まあ、ストーリーという面では、高橋君はどうしたんだとか、江旭との関係は一体どうなったんだとか、いろいろ甘い面はありますが、すべてのスキットが一続きになっているというのは結構貴重です。調べてみると初~中級者向けのCD付き学習書のほとんどが例文やスキットがそれぞれ独立していてかみ合っていないのです。右脳的に学習するには、出来るだけイメージをしやすいほうがよいそうで、そのためにはどんな形であれストーリーが繋がっている方が好ましいそうです。
あとこの本を選んだ理由としては、2001、2年の中国語講座を担当していた相原茂先生はよい先生だったようで―他の著書も読んでみて僕もそう思います―ネット上でこの本の評判が高かったことと、ぼくがかつて上海によく行っていて馴染みやすそうなイメージがあったことがあげられます。
上海に関しては、主人公達が動き回る地名がほとんど理解できたのでそれがイメージ化の助けになったかもしれません。
この本のスキット44話分とKey Sentenceまとめ2回分を2倍、3倍速で聴きながら、本を見ながら、声に出して読むことをひたすら繰り返しています。一日16分くらいです。今はすべて一通り暗記して、2回目をやっています。
高速視聴読は一度やったらすぐ次の教材に移るというのではなく、ひたすら同じ教材をくりかえして深化させていくのがポイントのようです。
事実、1回覚えたとはいえ、本が一通り終わったときには最初の方のスキットは忘れていました。2回目覚えるのは忘れているとはいえデジャヴ的記憶があるので楽にできます。
英語で高速視聴読の効果を実感したのはなによりこのデジャヴ的記憶が重なって自分の体に英語が染み込んでくる感覚が得られて英語を英語で理解できるようになったことですので、中国語もこの感覚を得られるまでやってみようと思います。
少しだけだけど、今も染み込んだ感覚がありますので。
で、ここでひとつDMD(違いを生む違い)を発見しました。
それは、
「語学に高速視聴読を応用する場合、発音もしっかりやっておくと効果的に進む!」
ということです!
七田先生の書籍を読むだけだと、ただひたすら聞えてくるままに口から発音しなさい!、と書いていますが、それは結構難しいです。日本語にない発音も多いですから。
わからないなりにも何度もくりかえすわけですが、慣れてくると早く再生されるスキットを日本語的発音で読んでる自分がいるわけです。
はっきり言って、これはまずいです。
この手法を英語に応用した時、ぼくはすでにそれなりに英語を話せていましたし、発音もUDA式をはじめとする方法で矯正していましたから気にならなかったのですが。
発音というのは面白いもので、自分が区別して発音できる音は、聞き取ることが出来ます。ぼくはこれで英語のLとRが聞き取れるようになりました。
どうやら中国語でもまったく同様のようです。中国語では日本人には区別しにくい発音が、たとえばanとang、zhとchなどいろいろありますからね。特に中国語は四声違いの同音異義語がめちゃ多いですし。
きちんと子音と母音を発音でき、四声もしっかりできるようになると、高速視聴読も余裕を持って望めるようになると思います。余裕が持てると、暗記もしやすいですしね。
とえらそーなことを書きましたが、ぼくも先のNHKの生放送考試で100問中正解は70点程度ですから、まだまだなんです。最近、やっとchとzhの区別ができるようになったばかりですし。
先は長いですが、過程を楽しみながらやっていきます。
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